よくTV CMでやっているアセわきパッドですが、ワキガや多汗症の人にとってはこの商品は個人的におすすめしません。
使用を考えている人は注意が必要です。なぜ注意が必要かをまとめてみました。
この商品が悪いのではなく、ワキガの人にとってはよくないという視点でお話しをさせていただきます。
ここでは小林製薬のアセわきパッドについてお話しをします。他の製品でも同じような商品がありますが、そちらに関しては使用したことがないので記載していませんのでご注意ください。
使用されている素材がよくない
アセわきパッドに使用されている素材はポリプロピレンやポリエステル・レーヨンといったワキガの人にとってはニオイが強くなる傾向になりうる素材が使用されています。
これまでの対策などのご紹介でナイロン系などの化学繊維系の服の着用はしない方が良いといってきました。
このポリエステル系も同様にワキガの人とは相性が悪いです。
通気性もわるく、雑菌が溜まりやすい素材だからです。正直、この素材はワキガじゃない人でもニオイが出るのではないのかなと思っています。
私も一度就職活動の時に使用してみましたが、ニオイが拡散されているように感じてしまいましたので、すぐに使用をやめました。
ワキガや脇汗のニオイが気になる人、これから使用してみようと思っているのであれば一度テストしてみてから使用した方がいいと思います。
一度テストをしてニオイがかなりするようであれば使用はやめた方が良いと思います。
汗の量に対して効果が少ないように思う
ワキガの人は多汗症を持っている割合が多いと言われています。
そのため汗をたくさんかくことも多いのでアセわきパッドではカバーができないといった点が挙げられます。
実際に使用した時も汗じみがパッドの外から漏れ出していて全然意味がありませんでした。
これで汗を吸収してくれるから安心ではないので注意が必要です。
また、汗をかくとパッドがずれてしまったり粘着力がなくなっていつの間にか剥がれてしまったりと安心することができなかったのでワキガや多汗症の人は注意が必要です。
ゆったりとした服には適さない
アセわきパッドはスーツなどの脇下のスペースがあまり空いていない服に装着することを想定しています。そのためゆったりめのシャツなどには適しません。
私は少しでも脇汗が服に染みないようにシャツやスーツは少し大きめのものを着用するようにしていました。（もちろん人からみてだらしなく見えない程度の大きさです）
おまけに多汗症でも合ったのでピッタリとした服装をすると汗がすぐに染みてしまうということも合ったこともあり、通気性を確保するために大きめを選んでいたということもあります。
そうした服装をしているとパッドをしていてもあまり意味がありませんでした。
服装によっても使用用途がかなり限られてくるため使用頻度に偏りが出てくるかもしれません。
今ではパッドではなくわきに貼り付けるようのものなどがあるみたいなのでそちらと検討してもいいかもしれません。
値段が少しお高い
アセわきパッドはデオドラントなどに比べると少し高いと思います。
使用頻度も限られてくるので費用対効果がずっとあるわけではありません。
枚数も多く1回の購入で使用できる回数は多いかもしれませんが、毎日スーツを着て外回りをする人や汗をかくような仕事をされているかたに関してはいいのかもしれませんが、ワキガの人にとっては着用すること自体がリスクがあるので、かなり限定的になるのではないかと思います。
デオドラントやインナーと比べながら検討していくといいでしょう。
数年前に比べると汗わきパッドの種類もかなり多くなりました。色々試してみて自分に合ったものを着用してみてください。
少しでも汗を抑えてニオイがきにならないようにする工夫をすることが大切です。
